クランセルクリーム 口コミ・レビュー
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クランセルクリームの成分は? 解析しました!



クラウンセルクリームには沢山の成分が入っていますが、
一つ一つ全部明らかにしちゃいました。
クラウンセルクリームの公式ホームページに下記の通り記載がありました。
引用元:クランセルクリーム公式販売ページ
水
セタノール
BG
ラウロイルグルタミン酸ジ
エチルヘキサン酸セチル
グリセリン
トリエチルヘキサノイン
ペンチレングリコール
PCA-Na
セラミドNP
ムコールシルシネロイデス油
ヒアルロン酸Na
トコフェロール
水添レシチン
キサンタンガム
ヒドロキシステアリン酸
コレステリル(羊毛)
ステアリン酸ポリグリセリルー5
ジメチコン
バチルアルコール
メチルパラベン
プロピルパラベン



きゃーーー! 化学は苦手よ! 全然何が入っているのかさっぱりわからないわ!
そうですよね、でも大丈夫。すべての成分を調べました。これらを、まず成分の働きという切り口で以下の3つに分類いたします。
クラウンセルクリームの成分、 4つに分類!
②保湿成分
③界面活性剤・乳化安定剤
④酸化防止剤・その他
この4種類に分類します。
①化粧品の基材・ベース
水
BG
どのコスメにも必ず入っている化粧品のベースの成分。サラッと水分形状なのか、ジェル状なのか、トロトロなのか、オイルなのかなどのテクスチャーを決める成分です。とにく肌に何か作用をもたらすものはありません。
②保湿成分
ラウロイルグルタミン酸ジ(羊毛)
エチルヘキサン酸セチル
グリセリン
トリエチルヘキサノイン
ペンチレングリコール
PCA-Na
セラミドNP
ムコールシルシネロイデス油
ヒアルロン酸Na
ヒドロキシステアリン酸コレステリル(羊毛)
バチルアルコール



さすが!保湿クリームというだけのことはあるのね!すごく保湿成分がたっぷりよ。
そうなんです。クラウンセルクリームはこの部分がみっちり成分が豊富。保湿を狙っているコスメなので、当然と言えば当然ですね。いかに「保湿」が高いかどうかはここの成分を見ればわかりますね。
③界面活性剤(乳化安定剤)
セタノール
水添レシチン
キサンタンガム
ステアリン酸ポリグリセリルー5
化粧品、コスメには必ずと言って入っている乳化安定剤。なぜなら、どうしても水と油は分離するからです。クリームや乳液状の化粧品には必ず乳化剤が必要なんですね。界面活性剤というと「悪」のように言う人がいますが、油と水分を混ぜ合わせて乳化したあとは、特に肌に何か作用を及ぼすことはありません。
④酸化防止剤・抗酸化剤(防腐剤)・その他
トコフェロール
メチルパラベン
プロピルパラベン
化粧品は必ずそのままだと腐ります。水が入っている限り腐りやすいのです。それを防止するためにもいわゆる防腐剤は必須。クラウンセルクリームは一番最後に記載があるので、入っている量はかなり少なめと思われます。
⑤その他
ジメチコン(シリコンの一種)
テクスチャーを滑らかにする役割。多くのコスメにはいっています。化粧品のテクスチャーを良くするために入れられるもので肌に害はありません。
逆に、「伸びが良くてするっと肌に密着する、塗るとすぐに手触りもツヤもいいクリームファンデーション!」という派手な謳い文句のコスメは要注意。
「伸び」「触り心地」のいい化粧品には必ずこのシリコン系の成分が大量に使われています。塗ると美肌になるクリームファンデーションとか間違いなく入っていると思います。
クラウンセルクリームはそんなに伸びもよくないし、テカテカ光っているテクスチャーの訳でもありませんね。最小限使い勝手を良くする程度にジメチコンが配合されているのだと思います。
シリコンやポリマー系といった肌にビニールのような被膜(ツルツルする)を形成する成分を過度に入れていないクリームだと思います。
クラウンセルクリームの成分には ヒト型セラミドが入っている!



結局、他の保湿クリームと違う点は何なの?何が特別なの?



クラウンセルクリームのと特徴的な点について説明していきますね!
クラウンセルクリームの成分 「ヒト型セラミド」が特徴!
セラミドNP=ヒト型セラミド
クラウンセルクリームに配合されているセラミド。実はここに高い保湿力の秘密があります。特に特徴的なのはヒト型セラミドです。
セラミドNP = ヒト型セラミド
ヒト型セラミドとは?
いまや、乾燥肌のケアに「セラミド」がカギを握っているのは有名なお話です。その中でも「ヒト型セラミドが」最もひとの肌に馴染み、保湿力が高い成分です。
実は、セラミド成分の中でも、「ヒト型セラミド」は原材料の単価がすごく高いんです。安いコスメだと合成された大量に生産できるセラミドが使われています。クラウンセルクリームはこの「ヒト型セラミド」成分が豊富に配合されています。
セラミドは、肌の細胞間脂質にあるもので、水分の保持力と大きな関係を持っています。乾燥が収まらない、という人はこの肌のセラミドが不足している場合が多かったりします。
セラミドは さまざまな種類がある!
実は、コスメに配合されるセラミドにも現在様々な種類があります。
そして ここでポイントなのは、一番いいと思われるヒト型セラミドは、当然疑似セラミドよりも 原料費がはるかに高いのです。
セラミドなら何でもいいっていう訳じゃない!



セラミドって沢山種類があるのね!「セラミドならば何でもいい」という訳じゃないのね!びっくりよ。
年齢と共に減っていくセラミドがある?
ヒト型セラミドにもたくさん種類があるのですが、年齢を重ねると減るセラミドがあるのです。化粧品で積極的に補いたいですね。そのセラミドの一つが ヒト型セラミドの1種、
セラミドNP
なのです。クラウンセルクリームにはれがばっちり配合されています。
ヒト型セラミドにはさらに別の働きがある?
クラウンセルクリームはには、「ヒト型セラミド」が豊富に配合されています。このヒト型セラミドは、肌の角質層の細胞間脂質のセラミドを外から単純に補うだけでなく、
□肌の持っているセラミドを作る能力を高める働きを持っている
ということが、最近の研究で分かってきたそうだ。セラミドを外から塗って補うことは、内側からのセラミドを増やすことにも一役かっているということなのだ。すごい!
※参考サイト: 富士フィルム
クラウンセルクリームの保湿成分はどんな種類?
化粧品に含まれる保湿成分には大きく分けて以下の3種類があります。
②水分を挟み込む(セラミド)
③水分を抱え込む(ヒアルロン酸・コラーゲン)
この②にあたるのがセラミド物質で、それにより肌が水分を逃がさないような力を持つようにする。それがクラウンセルクリームの保湿なのです。
セラミド自体には保水力はないって本当なの?
実は、勘違いしている人が多いのですが、セラミド自体は、ヒアルロン酸のように上記の「③水分を抱え込む」力はありません。
スポンジがたっぷり水を吸い込むような保水・抱え込みがヒアルロン酸。
対して セラミドは水分の層をサランラップのようにきっちりと覆って水分が逃げないようにする役割。バリア層を作る。「水分を挟み込む力」なのです。
ラップで保護しないと、ほら、どんどん食べ物も乾燥しますよね?
クラウンセルクリーム 保湿成分が豊富に配合!



他にも沢山の保湿成分がクラウンセルクリームには配合されています!
■ヒアルロン酸
あまりに有名な保湿成分ですね。水分を保持する力がものすごく強いです。保湿系のコスメには必ず入っているといえるでしょう。クラウンセルクリームにももちろん入っています。
■PCA-Na
天然保湿因子の一つ。肌を柔らかく弾力を保つ役割がある成分です。
■γリノール酸
γリノレン酸は、必須脂肪酸の一つ。不足しないようにケアで補うことができるように入っています。
クラウンセルクリームに アンチエイジング成分は入っている?



クラウンセルクリームはシワに効くなどのアンチエイジング成分は入っていません。



え?入っていないの?がっかり!つまらないわ!
私も最初はそう思っていました。でも、色々な化粧品を使ううちに、
ということを知りました。皮膚には強固なバリアゾーンがあり、その奥に成分はそう簡単に入っていかないのです。逆に簡単に入っていったらアブナイですよね?
それよりも保湿して自分で水分を抱え込み、バリア層を丈夫にすることがターンオーバーを正常にする秘訣なのでは・・・と気づきました。
バリア層を強くすることが大事!
クラウンセルクリームに 美白成分は入っているの?
ビタミンC誘導体やプラセンタエキス、アルブチン、ハイドロキノンなどの美白成分が化粧品にはよく含まれていますが、クラウンセルクリームにはそういった美白成分は含まれていません。
あくまで、肌のバリア層の細胞間脂質を強化するためのクリーム。そのバリア層をくぐり抜けてシミの部分に有効成分を届けるという矛盾することになる美白成分は入っていません。
実はそもそも、「美白成分」というものは、肌の奥深く、角質層のさらに奥、真皮の部分に到達しないと効き目が全くありません。肌の角質部分に美白成分をヒタヒタしみこませてもちっとも意味はないのです。
クラウンセルクリームは肌の本来のバリア層を強化するためにヒト型セラミドを入れているクリーム。
肌のバリア層を壊してまで肌の奥に美白成分を通す危険を冒すのはお勧めしません。
クラウンセルクリームの成分を見て わかることとは?
全成分を一つ一つ見ていくと、「保湿剤・エモリエント剤が主な成分である」ことは間違いありませんね。
あとはクリームの触り心地、テクスチャーを良くするための成分と、油と水を安定して乳化するために入れた安定剤と少しの防腐剤というシンプルな処方です。
最新技術の美白剤とか、(アルブチンとかビタミンCとか)ナノ成分とかリポゾーム化など、新しい技術や成分もありません。
あとはナチュラルコスメ、オーガニックコスメにありがちな植物由来のいろいろな成分も入っていません。洋ナシエキスとか ローズマリーエキスなど)
クラウンセルクリームの成分 着色料、香料は入っている?
肌が敏感な人が気になるコスメの「着色料」や「香料」は入っていません。無着色・無香料です。「余計なものは入れない」というポリシーで作っていることがうかがえます。
クラウンセルクリーム かずのすけさんは分析してる?
いろいろなコスメの成分を分析して、講評している化学者のかずのすけさん。本も沢山あって有名ですよね。
今までブラックボックス化していたコスメの中身を「成分分析」というアプローチでその内容を明らかにして、「値段の割に意味のないコスメ」とメッタ斬りする分析が面白いと人気です。私も乾燥肌に悩んでいるときによくブログを拝見していました。
かずのすけさんのブログで「クラウンセルクリーム」が分析されているか調べましたが、、、残念。ありませんでした。
ただ、かずのすけさんもヒト型セラミドがもっともバリア層構築が高いという考えのようです。
「セラミド」は肌のバリア機能を補助する成分です。
皮膚内部の水分の保持と外部刺激へのバリアの役割を果たす肌バリア維持における最も重要な成分です。乾燥肌・敏感肌・アトピー肌などはもともと皮膚のセラミドが不足していると言われているため、これを化粧品で補うことで、肌バリアを維持し、肌荒れしにくい肌をつくります。
セラミドには様々な種類がありますが、そのうち最もバリア構築が高いと言われているのが、人肌に存在するものと同じ「ヒト型セラミド」です。
成分に厳しい化学者のかずのすけさんも「ヒト型セラミド」の入ったコスメには賛同の姿勢のようです。
私も保湿は「ヒト型セラミド」が保湿成分としていい、というのは色々調べて得た知識です。そして自分でクラウンセルクリームを1年以上使ってきて、どんどん肌が安定してくる実感があり、「ヒト型セラミド」推奨派のかずのすけさん意見が同じなので何だか嬉しいのです(笑)
参照:
クラウンセルクリーム 成分解析 まとめ
以上、成分の分析した結果をまとめてみました。
・特に肌に馴染みやすいヒト型セラミドを配合
・乳化剤・防腐剤は入っているが少な目だと思われる
・香料着色料は無添加
・美白成分・アンチエイジング成分は入っていない
・植物天然エキスなどは入っていない
こうしてみると、すごくシンプルな働きを行う保湿クリームだとわかりますね。もともと肌の奥深くには化粧品の成分なんてしみこみ浸透することはありません。
肌の表面のバリア層を強化し、細胞間脂質のセラミドを不足してスカスカにならないようにすること。これがスキンケアの最も大事な点です。それを手軽にクリームを塗布することで、補えるクリームなのです。
クラウンセルクリームの全成分検証 引用元・参考文献
全成分を調べるにあたって、
日本オーガニックコスメ協会の成分辞典のサイト
を参考引用元とさせていただきました。
※参考サイト:
セラミドは何故肌の健康に重要か(東京都医学総合研究所)
セラミドとその代謝産物の皮膚における役割(公益社団法人日本生化学会)
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